Google Cloud:Big Query データセットの料金を確認(ラベルを使用)

Google Cloud:Big Query データセットの料金を確認(ラベルを使用)

Clock Icon2023.04.25

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初めに

リソースにタグラベルを付加することにより、リソースや料金の管理をまとめることができます。
タグについては、前の記事でも取り上げているので参照ください。
Google Cloud:タグの基礎を解説

Cloud Billing

 Google Cloudプロジェクトを使用する場合には、請求サブアカウントというリソースコンテナを各プロジェクトごとに紐づけなければいけません。
請求アカウントがないと運用に必要なほとんどのリソースを使用することができないため、プロジェクトを作成後にすぐに設定する項目になります。

簡単に図式化した画像を下記に載せます。

【請求アカウントイメージ図】

【補足】
請求アカウントとプロジェクトの関係は、1対Nの関係が成り立ちます。(=1つの請求アカウントに複数のプロジェクトを紐づける)

そして、この請求関連の情報を確認するためには、Google Cloudコンソールの検索バーから[課金]または[お支払いの概要]で検索をかけ、該当の請求先アカウントを選択して、遷移します。

次から、データセット単位での料金の確認方法を説明します。

データセット単位の料金確認

手順

1.既存のデータセットにラベルを追加する

2.検索バーより[課金]と検索し[課金]に移動し、レポート画面右側にある[フィルタ]を表示する

3.[ラベル]のプルダウンを押下し、ラベル名でレポートに表示する項目を絞る

1.既存のデータセットにラベルを追加する

まずは通常通りコンソールの検索バーからBig Queryの画面に遷移します。
ラベルを付与したいデータセットを押下し、詳細を編集を選択します。

【補足】
2番目の画像内の①と②は操作する順番です。
順序については、1番目の画像→2番目の①の操作→3番目の画像→2番目の②の結果といった順番です。

2~3.課金レポートでフィルタをかける

手順で記したように、検索バーから課金に移動し、[レポート]に遷移してください。

画面右側に[フィルタ]の項目が並ぶはずなので、ラベル▼を選択してフィルタリングを実行します。

これで先程データセットに設定したラベルを入力し、フィルタリングを行うことができます。

最後に

請求先アカウントのレポートには、各リソースごとの料金しか見ることができません。
今回のようにフィルタ機能を使用すれば細かなリソースの料金を表示させることができます。

上記の手順は下記のURLを参考にしてください。
ラベルの各種操作方法

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